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  3. 20170110号 タイトル:「ムカつきカレンダーの勧め」

元旦は良い天気に恵まれて、天拝山に初詣登山に参りました。麓の紅梅はまだチラホラと咲いているくらいで、これからが本格的な開花の季節になります。梅の花を見ると、春の足音が聞こえてくるようで嬉しくなります。まだまだ寒い日はあるでしょうが、着実に春は近づいています。“冬来たりなば春遠からじ”ですね。もう少しの辛抱です。


★筑紫野市天拝山の山麓にある武蔵寺の紅梅 昨年.2月4日に撮影
 今年も1ケ月後には馥郁たる梅の香りを漂わせてくれることでしょう。

ムカつきカレンダーの勧め

私はどうしたら“なかよし”が実現するかを研究しています。そのために20年前に面白いもの を発案しました。つまり、自分自身が“なかよし”とは正反対の思いを抱くとき=腹が立つのは どうしてなのかを研究するための「ムカつきカレンダー」という道具です。

これは簡単に作成できます。集計用紙に線を引いて左端に日付欄、その右に「相手の何にムカつ いたのか」を記入するだけです。ムカついている時は記入は難しいですが、頭が冷えてから記入 するようにします。たったこれだけのことで大きな変化が起きるのです。

その変化は、自分が怒っているということを「今自分は怒っているな」と自覚できるようになり ます。これは当たり前のことのようですが、実はなかなか難しいことです。

怒っているときは、そんな自覚など出る幕はありません。つまり怒りの“坩堝(るつぼ)”の中 にいるので、自分(理性)を失っています。とにかく相手に向かって、暴力的・攻撃的になって います。その状態はごく当たり前のように生じます。

ところが自分の怒りを「ムカつきカレンダー」で“見える化”することで、自分の怒りのパター ンや癖などに気付くようになります。そうすると、実際にムカついたときに、「またあのパター ンだ」「どうしてあの言葉にムカつくのだろうか」と、怒りとの距離を置けるようになります。

こうなると“坩堝(るつぼ)”状態になることはありません。その手前で自然とブレーキがかか り、少し頭を冷やそうという方向に知恵が働くようになるからです。この習慣が身に着くと、怒 りに振り回されている時間が少なくなり、結果的に生活が楽しくなります。

「ムカつきカレンダー」の第2段階は、その怒りのパターンがどのような自分の考え方から来る のかを考え、その正体を突き止めることです。すべての怒りは自分の固定観念や決めつけが元に なっています。この自分の中にある正体を突き止めることが出来ると、同じことで腹の立つこと はなくなります。

自分ではなかなか突き止めることは難しいので、私は人の力を借りるために研究会を立ち上げて 一緒に考えてもらうことにしました。お父さん研究会がそうです。もう20年になります。おか げで随分と楽になりました。怒りが無い、もしくは少ない暮らしがこんなに快適だとは思っても みませんでした。

今ではもっと多くの人たちとその正体を突きつめようと、「なかよし研究会」「コミュニケーショ ン講座」「不登校講座」や講演会などで、怒りの研究=“なかよし”の実践的研究を行っています。 自分の中にある対立や反目を生じさせる怒りの思考回路から、人と仲良く楽しく暮らせる思考回 路へと、自分の脳を快適思考へと改善し、真に平和で仲良しな生き方に切り替えていきませんか。

共にこれからも考え実践して参りましょう。

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教育文化研究所
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