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  3. 20161125号 タイトル:「“こども未来読本”が出来ました」

もうすぐ12月。今年も残り1ケ月となりました。1月からの約330日間どんな時間を お過ごしでしたか。油断していると、アッと言う間に大晦日になってしまいそうです。

私は先週デンマークに行ってきました。今年で10回目です。12名の皆さんと共に 行ってきました。デンマークは何度行っても刺激的な国です。“刺激的”と言っても派 手さや激しさなどではなく、私の考え方や生き方を根底から揺さぶるような気づきを 与えてくれるからです。 “人権尊重”“民主主義”“自由平等”など、日常使っている 言葉の意味を、デンマークの人たちの実際の姿から直接学ぶことができるからです。

このことについては次号以降の「なかよし情報」で紹介したいと思っています。

“こども未来読本”が出来ました!

不登校サポートネットが“こども未来読本”(定価500円・税込)を刊行しました。編集 委員は私を含めて8名。事務局スタッフのお母さんたちが編集委員に応募して、半年 かけて作りました。

昨年は不登校についての正しい理解を深めても らおうという思いで“不登校読本”を発刊して多くの 方に読んで頂きました。

今年発刊の “こども未来読本”はさらに進めて、 子どもの未来について考えるための材料を提供し ようという気持ちをこめて作りました。

不登校の当事者だけでなく、不登校になったらど うしようなどと不安を抱えている保護者や子どもたち、 さらには子どものこれからを考えてようとしている親 の皆さん、祖父母の皆さんにも読んでもらえればと 思っています。

内容は次のようになっています。
●不登校体験談(わが子の不登校にどう向き合ったか・不登校の子どもの気持ちなど)
●体験エッセイ(当事者による不登校体験の振り返り)
●中学生意識調査(中学生のアンケート調査からみえる子どもの姿)
●進学・就職などのガイダンス(幅広い選択肢を紹介)

 「不登校になったら未来は無い」と考えて、深刻に悩む人たちが多くいます。かつて の私もそうでした。わが子のこれからを考えられなくなるからです。それは中学から高 校、そして大学というレール以外のことを考えることが無かったからです。

 世の中は学歴で回っているわけではないのに、高校や大学を出ておかなければ生 きていけないと思っていたからです。冷静に世の中を見てみると、学歴ではなく、実力 で世の中は回っています。実力とはもちろん技術や資格など、その人が事を為せる力 です。

そう考えると、デンマークのように高校進学率が50%という状況は理解できます。 義務教育が終わると職業訓練学校に入り、一日も早く社会に出て職業経験を積む方 が人生という長いスパンをみたときには、生きていく実力を養うことが出来るからです。 本当に学びたいものが高校や大学に進む。学ぶ意欲ではなく、学歴をとるために進 学することの無意味さをデンマークは教えてくれていまs。

 私はもう一度子育てをすることが出来るなら、子どもたちと早い段階からその未来 について「学ぶ」「働く」「休む」などの幅広い選択肢の中で話し合えるのではないかと 思います。そのような選択肢の中から、子どもたちが自分で選択しやってみる。やって みて違うと思ったら、違う道を選び直す。そうして大人として育っていく。

“こども未来読本”を親子で話し合う材料にしてもらえればと願っています。この本 の副題に「だいじょうぶ、未来は君を待っている」と書いているのは、私たちは本当に そう思っているからです。すべての子どもに、その子のための道が用意されているか らです。しっかり未来を見つめて進んでいけば、その道は見えてきますよ。

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★“こども未来読本”の購入方法
 @不登校サポートネットに電話かメールする。
   電話092−283−8815(平日10:00-15:00)
   Mail info@futoko-spnet.main.jp
※郵便番号、住所、氏名、電話番号、必要部数を連絡下さい。
   ※送料と代金振り込み手数料が別途必要になります。

 A不登校サポートネットの事務所で直接購入
   福岡市博多区奈良屋町2−16(平日10:00-15:00)

 B不登校サポートネットが主催・関連のイベント会場で購入する
   ★この「なかよし情報」に掲載されている会場で購入できます。

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