1. ホーム
  2. なかよし情報
  3. 20150719号 タイトル:「あと何回会えるだろう?」

天気と暇と体調の三拍子が揃ってないと山登りは出来ません。天気が良くても、 朝から仕事がある場合は無理ですし、仕事が無くて体調も良いときでも肝腎の 天気が良くなければ登れません。

昨日、その三つの条件が久しぶりに揃いましたので、我家の目と鼻の先にある 天拝山に登ってきました。夏の陽射しを浴びて、汗びっしょりになりました。吹き 出る汗は快感ですね。蝉たちの声を聞きながらの登山は今年初めてでした。 これからはしばらくこの声と同行になります。


★天拝山の山頂から宝満山(右)と四王寺山(左)と望む 7月18日撮影

あと何回会えるだろう?

4月に琵琶湖の湖畔にある温泉で、大学時代からの親友5人と3年ぶりに会って旧交を温めました。2年おきに会うようにしていたのですが、スケジュールなどが合わずに3年ぶりの再会となりました。

京都駅で落ち合って、京都に住むF君の車に乗り、増改築で広く、美しくなった母校のキャンパスや桜咲く上賀茂神社などを見た後、琵琶湖に向かいました。温泉旅館では、寝食を共にしながら、近況を語り合ったりして楽しい時間を過ごしました。卒業してから四十三年も経つのに、話の中に出てくる学生時代の日々は昨日のことのように思い出されます。

共通の先輩やお世話になった下宿のおばさんが亡くなったことや、親の介護、孫のこと、自らの健康状態、政治問題など、次々と話が続きました。夜が更けるのも忘れて話し込んでしまいました。どうと言った話ではないのですが、気の置けない彼らと話していることはそれ自体が楽しいのです。

私も例外ではありませんが、友人の一人ひとりを見ると、みんな六十代のいいおじさんになっています。頭髪が白くなったり、薄くなったり、高血圧や糖尿病などの薬を飲んでいたり、視力や聴力が落ちていたり、気持ちとは裏腹に寄る年には勝てないなあとしみじみと思います。


★桜の名所でパチリ!  ★温泉旅館で夜が更けるまで話し合う

そんなことを感じながら話し合っている最中にふと思いました。彼らと「あと何回会えるだろう?」と。私がもし平均寿命まで生きることが出来たとして、残り14年。2年に1回のペースで会ったとしても、あと7回しか会えないことになります。

まして、病気や事故で亡くなれば、もっと回数は少なくなるかも知れません。東北大震災のような天災もあるかも。今はみんな元気で会えますが、これから先は本当にどうなるかわかりません。そう思うと、本当に貴重な時間を共に過ごした2日間だったなあと思います。

私に残された時間はどれくらいなのかは、神様しかご存知ありません。身近な人はいつでも会えると思っていますが、意外にもそれほど会えないのかも知れません。具体的に考えてみると、「あの人とはあと何回くらいかなあ」と計算の出来る人もいます。

昨日、講演会でお会いしたデンマーク人講師とは名刺交換をしたものの、再びお会い出来るかどうか。私が意識して会おうと思わない限り、もう生きている間にお会いすることは無いのかも知れません。まさしく「一期一会」ですね。

これからは、目の前にいる人と今共にここに在ることを味わいながら生きていければと思います。その時間の積み重ねこそが、幸せに生きるということなのかも知れませんね。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

教育文化研究所
〒818-0061福岡県筑紫野市紫2-7-21-801
電話 092-923-9339