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  3. 20150501号 タイトル:「本当に分かり合えるの?」

我家から眺める山々(宝満山、四王寺山、天拝山、基山など)の新緑が眩しいくら いです。特に椎の花が新緑の中に輝くようなベージュでその存在を主張しているか のようです。“山が笑う”とは丁度今頃の様子を形容したものですが、うまく言い表 しているなあと思います。

その新緑の明るい光の中を今年も昨年同様に山登りできる幸せを感じています。 これからもどんなに忙しくっても、健康のために、気分転換のために、山登りは続 けていこうと思っています。今日で天拝山登山は1041回目になりました。どこま で自己記録を更新できるか、それも励みにして登り続けることにしましょう。


★柿の若葉(俳句で“初夏”の季語)  天拝山登山口にて撮影

本当に分かり合えるの?

私はコミュニケーションについて研究してきました。人と人が仲良く暮らしていくため に円滑なコミュニケーションは欠かせないものと思っているからです。

しかし、そもそも人間同士が本当に分かり合えるのかという根本的な疑問は残され たままです。と言うのも、研究すればするほど、「分かり合えない」という方向へと進 んでしますからです。

ゆっくりと落ち着いて分かりやすく伝えることで、自分の意図は伝わるかというとそう ならないのではないか。何故なら、相手と自分との言葉の解釈が同じではないかで す。一つの言葉でも意味が幾つもある言葉が多くあります。その意味の使われる頻 度を基準に順番が付けてありますが、人によってはその順番が私と違う人がいるか らです。

更には同音異語のように、口頭で伝える場合に誤解を生じやすい言葉もあります。 方言などではイントネーション(抑揚)が違っているので、全く違った言葉になってし まうこともあります。

もっと大きな壁は一人ひとりの生い立ちや成人後のキャリアなどによっても語彙数 が違ってきます。難しい言葉、専門用語なども人によって異なります。自分がいつも 使っているからといって全ての人がその言葉を知っているわけではないのに、自分 がいつも使っているので、他人も知っていると思いこんで使うことで、誤解や無理解 のままで相互のコミュニケーションが進められていくこともあるでしょう。

コミュニケ―ションする相手との関係性なども分かり合うことを困難にすることがあ ります。政治や宗教などが絡むとなかなか難しくなるように感じてしまいます。

それほどに私たちの生き方、考え方は「みんな違っている」のですが、その前提を 忘れてコミュニケーションして、腹を立てたり、恨んでみたり、不安になったりしてい るのが私たちの実態のように思えてなりません。

それなのに、「分かってもらっった」とか「分かり合えた」と思うときがあるのはどうし てでしょう?

おそらく相手のことを分かろうとしてしっかり聴こうとしたり、自分のことを分かっても らおうとして丁寧に話したりすることを通して、そのお互いの真摯な態度=「聴く態度 」や「言う態度」から分かり合えたというものを感じるのではないでしょうか。

どこまで分かり合えるるかわからないが、少しでも分かることが出来ればと思って 話し合い、受け止め合って、互いを理解しようとする姿勢こそが、私たちに「聴いて もらった」「話させてもらった」ことによる満足感を抱かせるのではないでしょうか。

コミュニケーションというのは技術でも知識でもなく、本当は相手のことをより知りた いという欲求に基づくものです。その姿勢こそがコミュニケーションの土台になって います。

相手への興味や親愛の情がコミュニケーションの本質的なものであって、「分かっ た」かどうかがあまり意味が無いものなのかも知れません。分かり合うことの出来 ないお互いが何とかして分かろう、分かり合おうとして知恵と心を寄せて考えてい くことの中に、本当の“なかよし”が在るように思えてなりません。

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今日は筑紫野市の武蔵寺の藤まつりが開催されました。毎年4月29日に開催さ れゴールデンウイークの催しとして多くの人に楽しまれています。私は天拝山に登 る際には必ず武蔵寺にお参りしますので、藤の花の咲き始めから散ってしまうま での推移を楽しんでいます。今が見ごろを迎えていますので、お近くに住んでいる 方は立ち寄られてはどうですか。境内には藤のいい香りが漂っていますよ。


★筑紫野市武蔵寺の藤の花 4月26日午後4時撮影

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★★★★★  受講生募集のご案内   ★★★★★

@不登校講座(第5期生)受講生募集

【この講座は不登校や不登校傾向のある児童生徒の保護者のための講座です】

5月16日(土)から「不登校講座」(5期)が開講します。毎回2時間半で計5回で修了 になります。不登校の正しい理解についての講や不登校体験者の体験談発表、進路 についての情報提供などが行なわれます。とても参考になると好評を頂いています。 今回で第5期の募集になります。定員が15名ですので、お早目にお申込み下さい。



●講師:長阿彌幹生(教育文化研究所代表・不登校サポートネット代表)
●開催日:5月16日,5月30日,6月20日,6月27日,7月11日 いずれも土曜日10:00-12:30
■開催場所:不登校サポートネット 研修室 (福岡市博多区奈良屋町2−6)
※6月27日のみ福岡市健康づくりセンター(あいれふ)8Fで開催
■参加費:各回2000円(※初回のみ2500円・資料代込み)
■お申込み:お名前(フリガナ)・住所・連絡先電話・メールアドレス・お子様の状況を 簡単に記して以下のFAXか、もしくはメールアドレスの「不登校サポートネット講座
係」宛てお申込み下さい。@TEL092-283-8815 Aメールinfo@futokosien-net.main.jp
■お問合せ:不登校サポートネット TEL092-283-8815 (※土日祝のぞく平日10:00-15:00)
■主催:不登校サポートネット 後援:福岡市教育委員会


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Aちくしの文化講座「コミュニケーションの“ツボ”教えます」受講生募集

5月12日(火)から開講します。毎回14:00−16:00の2時間。計4回で修了に なります。コミュニケーションについての知識だけでなく、日常生活の中の具体的 事例の中からコミュニケーションの“ツボ”を紹介し、すぐに役立つ講座です。コミュ ニケーションが円滑になれば、毎日が楽しくなります。これこそ幸せそのもですね。

●主催:筑紫野市生涯学習課
●講師:長阿彌幹生(教育文化研究所代表・不登校サポートネット代表)
●開催日:5月12日,5月26日,6月9日,6月23日,いずれも火曜日14:00-16:00
■開催場所:筑紫野市パープルプラザ研修室 (筑紫野市二日市南1−9−3)
※JR二日市駅下車徒歩10分
■参加費等詳しいことは以下にお問い合わせください。
 筑紫野市生涯学習課 092-918-3535(担当:堤田さん)


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教育文化研究所
〒818-0061福岡県筑紫野市紫2-7-21-801
電話 092-923-9339