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  3. 20150119号 タイトル:「“ふくおか不登校読本2015”発刊間近!」

今年になって早くも19日が経過しました。今年の出足はいかがでしょうか?「一年の 計」通りに進んでいますか。私の「一年の計」は計画というよりも備忘録的なもので、 年初に書いておかなければ忘れてしまいそうなものばかりです。ですから計画項目は 50項目くらいになりますが、忘れなければ大体達成可能なことばかりです。

その中でなかなか達成しないものがあります。それは一年二年では難しいものです。そ れは私の“夢”でもあります。これは私の「一年の計」の基盤になっているものです。その 夢とは「誰一人不幸な人のいない世界」=「なかよし社会」の実現です。そのためにこ の二十年間自分なりに努力してきたつもりです。しかし、世の中を見ると戦争や紛争、 事件などが絶えません。でも一方で、そういう幸せな世界を創りたいという仲間も増え てきました。嬉しい限りです。いつまで命が持つかわかりませんが、命のある限り「なかよ し社会」の実現目指して進んでいこうと思っています。

どうぞ今年もよろしくお願い申し上げます。


★1月3日の朝は場所によってはこんなに雪が積もりました。


私はわが子が不登校になった体験があります。一番苦しいのは本人なのですが、親も 本当に悩みます。私が当事者だったのは今から20年くらい前になります。その当時は 「登校拒否」という言葉が使われていました。「行きたくても行けない」という子どもたち もいたのですが、この言葉を使い始めた人たちにはそのような子どもたちは理解できな かったのかも知れません。

しかし現在は「不登校」という名称に変わりまたが、このことに関わっていない人たちか らは依然として「登校を拒否」しているという見方をされる傾向がいまだに続いています。 不登校になっている子どもたちの気持ちはそれぞれに違っています。一人ひとりの気持 ちを丁寧に扱いながら、その子たちが幸せに育っていくことを考えたいものです。

全国で小中学生及び高校生まで含めた「不登校児童生徒数」は17万人です。この 数字は子どもの数が減りつつあるにもかかわらず高止まりして減る気配がありません。 この数字の大きさは「不登校」が単に個々の家庭の子育ての問題を越えて、社会的 な要因から発生していることを意味しています。

どうしたら不登校の子どもたちが再び元気を取り戻し、その子らしく育っていくことが出来 るのでしょうか?それを考えるための糸口として、私が代表を務めているNPO「不登校 サポートネット」では、このたび「ふくおか不登校読本2015」をもうすぐ発刊します。


◆ふくおか不登校読本2015 A5版 84ページ 定価500円(税込)

この冊子は13年間不登校の支援を続けてきた「不登校サポートネット」の活動の中 から当事者の皆さんが必要としている視点や情報などに応えるために企画しました。

読本の編集部員は「不登校サポート」の事務局をボランティアで関わって下さっている 方々で、しかも大半の方がご自分のお子さんが不登校だったり、不登校当事者の支 援に関わった人たちです。編集にはその当時の苦しかった思いなどから、この読本で 当事者の皆さんのお気持ちが少しでも楽になり、これからを考える一助になればとい う気持ちで取り組みました。

内容は「不登校体験を語る」ということで、不登校だった若者たちや、自分の子ども が不登校だった親たちの赤裸々な体験談や、中学卒業後の進学や就職に関する 多くの選択肢を具体的に紹介しています。この読本を親子で読んでもらって、これか らへの安心や希望、勇気をもってもらえればと願っています。

体験談のテープ起こしの編集に携わった編集委員の古賀比佐子さんの編集後記 を以下に紹介します。「ふくおか不登校読本2015」の雰囲気が少しでも伝わるの ではないかと思います。

【保護者の体験談を聴いて】不登校よりそいネット事務局 古賀比佐子

希望がなければ人は生きていけないといいます。しかし真っ暗なトンネルの中にいる 人には、なかなか希望の光を見出すことは難しいのではないでしょうか。そんなとき、 同じ経験をして今はトンネルから抜け出した人からの言葉は、暗闇の中にいる人た ちをどんなに勇気づけることでしょう。

体験を語って頂いたお二人は、「子どもが不登校になったおかげで世界が拡がった。 不登校の経験は自分にとって良かったと思う」と話されています。それまでの親として の価値観や常識から解放されたからこそ見えてくる世界なのではないでしょうか。

「子どもが学校に行くことは当たり前」という考え方から抜け出せなければ、親も子 どもも苦しい。子どもの本当の幸せはどこにあるのかを親として真剣に考えることが 求められているように思います。

さらにお二人に共通しているのは、まわりの人に助けを求めたことです。一人で抱え 込まずに友人や知人を信頼して相談してみたことで道が開けていったそうです。その ような他人を信頼する親の姿は子どもにとってもこれからの安心に繋がるのではない かと思いました。

体験談にはその苦しみを経験した人からでないと発せられない言葉があり、その言葉 には説得力があります。不登校に向き合うための希望と勇気をもらえるのではないで しょうか。

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●不登校サポートネット事務局MTの様子    ●不登校読本編集MTの様子

NPO不登校サポートネットの事務局は不登校当事者を中心に不登校に関わる人 たちのボランティア活動で運営されています。その中の話し合いから「不登校読本」の 出版の意見が出されて今回の発刊となりました。



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書店では販売していませんので、購入希望の方は以下の要領でお申込み下さい。

1.電話での購入:092−283−8815(平日10:00-15:00)
2.メールでの購入:info@futokosien-net.main.jp

上記いずれかの方法で、お名前、お届先、連絡先電話番号、必要部数を不登校 サポートネット事務局へご連絡下さい。不登校読本が出来上がり次第こちらからお送 り致します。本代と送料は同封した郵便振込用紙にてお支払い下さい。

●振込金額=本代500円×部数+送料150円+振込手数料120円
※送料は4部までは150円で送れます。それ以上の部数は4部ごとに150円がプラスになります。

●直接購入の方法(※1月26日から直接購入が可能です)
 1.不登校サポートネット事務所での購入
   ・住所:福岡市博多区奈良屋町2−6(豊国神社前の3階建ての建物)
   ・販売時間:平日10:00−15:00
 2.不登校サポートネット及び教育文化研究所の主催・関連イベント会場での購入
   ・下記の教育文化研究所の主催・関連イベント紹介欄を参照下さい。

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教育文化研究所
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