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  3. 20140318号 タイトル:不登校講座(第1期)好評のうちに終了!

気温が一気に上昇してきました。1週間前までは阿蘇では氷点下7度まで冷え込んだという ニュースが流れていましたのに、わずかの日数で気温が20度を超えるという陽気になりました。 もう3月の半ばを過ぎたのですから、不思議ではありませんね。皆さまいかがお過ごしでしょうか。

梅から桜の季節へと移ってきているようですが、我家の近くのお宅にあるサクランボの花が満開 になり、ミツバチはもちろんですがメジロたちもその甘い蜜に誘われてやってきます。その様子を 撮影しようと私のような人間もサクランボの樹に集まってきます。一本のサクランボの樹がたくさ んの命や楽しみを、“惜しげも無く”与えてくれています。


サクランボの花とメジロ 3月10日(月)9:30頃 我家(筑紫野市)の近くで撮影


私が代表を務めるNPO団体「不登校サポートネット」が、わが子の不登校に悩む保護者を対象 にした「不登校講座(第1期)」を12月21日から6回にわたり開催し、2月22日に好評のうちに 終了しました。

この講座は私が20年にわたる不登校の支援活動の中で学び、気付いた様々な観方、考え方 や対応方法などを集大成的にした内容でした。その内容の骨子は、ハウツー的なものでも、「こ れが正解です。」「こうすれば不登校が治ります。」という、さも「これが答です!」というものではな く、受講生の皆さんと共に考える場としました。

「子どもが不登校になると何故親が悩むのか?」「子どもの声をどのように聴いているか?」などを 考えました。そのためのヒントとするために、実際に不登校を体験した人たちを招いてお話を聴く 機会も加えました。今までの自分の子どもとの向き合い方、自分の考え方などを検べながら、私 たちが知らず知らず染まってしまった、世の中を覆っている学歴主義や競争主義についても気付 くことが出来たのではないでしょうか。そして、わが子を“掛替えの無い存在”と受け入れることが、 親としての本来の役割であることに改めて気付けたのではないでしょうか。


オオイヌノフグリ:青い小さな花が夜空の星のように咲き始めました。3月3日撮影



この講座は12月の初めから募集を開始し、わずか3週間で募集定員の20名を超えての応募 がありました。定員枠を拡大してスタートしましたが各回平均して25名の受講がありました。最 終回にアンケートを書いてもらいましたが、全員の皆さん(100%)が、この2ケ月間で気持ちが 明るく、軽くなったと回答して下さいました。

また、親子の関係については90%の方が良くなった、家庭の雰囲気は80%の方が明るく なったという回答でした。予想をはるかに超えた良い結果が得られ、受講生の皆さんの暮らしの 改善に貢献できたことをとても嬉しく思いました。

アンケートの中には、「不登校になってからは会話も出来ない状態でしたが、突然子どものほうか ら話しかけてきたので驚きました。こんなに嬉しいことはありません。」「夫婦で参加しましたが、その ことで互いに子どものことが理解できて、家でも穏やかに話し合うことができるようになりました。」な どの記述も沢山書いてありました。主催した不登校サポートネットのスタッフの皆さんとそのことを喜 び合いました。

この講座の中では、親の考えを押し付けないで子どもの気持ちや意見もよく聴くこと、子どもの意 見を聴かないで親が勝手に先回りして手配したり段取りしたり、心配しないようにしましょう、等々 のことを、事例や体験談などをもとに、折に触れて何度も考えました。そして『押し付けない・先 回りしない』というテーマを練習テーマとして、講座と講座の間の自宅での子どもとの向き合う中で 意識して取り組みました。

「出来たら○、出来なかったら×」のような○×ではなく、何故出来たのか?何故出来なかった のか?を謙虚に振り返り、自分の体の中に落としていくことを繰り返しました。実生活と講座の間 を往復しながら練習をすることで、わずか2ケ月間でしたが、前述のような好結果を招くことが出来 たことで、不登校講座の効果を確信しました。

講座を修了した方々から第2期の不登校講座を是非開催して欲しいという要望が出されていま す。まだまだ理解も実践も十分ではないので、続けて学びや練習をしたいとの気持ちが強く伝わっ てきました。このような熱心な積極的な姿勢の保護者の方であれば、事態の改善も近いと思えま す。

現在、不登校講座(第2期)の企画を立てて5月の連休明けくらいにスタート出来ればと思ってい ます。同時に、不登校講座(第1期)を修了した皆さんへは、更に学び練習するための場として、 フォローアップ講座を実施することにしました。

不登校講座(第2期)開催が決まりましたら、この「なかよし情報」でご案内しますので、皆さんの周 囲に不登校で悩んでいる保護者の方、もしくは学校への行き渋りで困っている保護者の方がおられ ましたら是非ご紹介して下さい。★次号には掲載の予定です。



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■■■■■■      講演会 ・ セミナーの紹介    ■■■■■■

★★「不登校の悩み語り合いませんか」不登校当事者の集い★★★★★

●当事者の保護者の皆さんがその悩みを語り合い、子育てへの自信と意欲を回復すると  ともに、解決の糸口を探ります。毎月(第4土曜日定例開催※11月と12月のみ第3  土曜日開催)参加することで、少しずつ先が見えてきます。親が不安から解放されるとこ  とで、子どもも安定し元気になっていきます。一人で悩んでいないでご一緒に考えましょう。  行き渋りで悩んでいる保護者の方も参加できます。
★講師:長阿彌幹生(教育文化研究所 代表)
★主催:不登校よりそいネット(福岡市共働提案事業)
◎場所:福岡市婦人会館
◎日時:3月22日(土)14:00-16:30 
◎参加費:500円
◎問合せ・申込み:不登校ほっとライン 092−406−8815
★来月4月からは会場が福岡市中央市民センターに変更になります。

教育文化研究所
〒818-0081福岡県筑紫野市紫2-7-21-801
電話 092-923-9339