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  3. 20140218号 タイトル:“楽観的展望”を与える

まだまだ寒い日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。私は軽い風邪をひいてしまいまし た。幸いにして熱などは出ないまま、寝込むこともなく快復することが出来ました。風邪をうつさ れまいと毎日の外出はマスクをしているのですが・・・・。

ここ2週間ばかり天候や仕事、体調などの関係で、天拝山に登れずにいましたが、昨日は曇り 空でしたが、仕事も休みだったので天拝山に行ってきました。2週間ほどの間に随分と身体がな まってしまい、いつもはスイスイと登って降りてくる山なのですが足を重く感じました。

渓流の近くの木のベンチに腰掛けて少し休んでいたところ、その近くをミソサザイらしい鳥影が過 りました。渓流の方に目をやると、ミソサザイの姿が岩陰に見え隠れしていました。早速、私の ポケットカメラを取り出して撮影開始。私がじっとしていると、気が付かないのかすぐ近くまで来て くれました。そして少しポーズをしてくれましたよ。パチリ!ミソサザイさん、ありがとう!


ミソサザイ 2月17日(月)10:00頃 天拝山石楠花谷にて撮影

もうすぐ春です。ミソサザイの繁殖期の美しい囀りがこの谷間に聞えるようになるでしょう。今から 楽しみです。

※日本で最も小さな鳥で体長11cmくらい。常に短い尾羽を立てて小刻みに震わせています。  薄暗い森林の渓流の近辺に生息しています。繁殖期は美しい囀りが楽しめます。地味な茶  色をして小さく、すばしっこいのでなかなかお目にかかれません。囀りは下記のアドレスでどうぞ! 
 http://www.youtube.com/watch?v=9R6fjshhqdY


デンマークをはじめ北欧諸国の幸福度の高さは世界中から注目されています。この幸福度はど うして実現したのかを色々な本を読みながら、研究しています。そしてこの日本が幸福度の高い 国になるにはどうしたら良いかを考えています。

最近読んだ本に「あなた自身の社会」というタイトルのスウェーデンの中学校社会科の教科書が あります。北欧4ヶ国(デンマーク、スウェーデン、ノルウエー、フィンランド)では首相などの閣僚が 話し合い、同じ方向性の政策に取り組んでいます。この教科書も同じような背景の中で作られ ています。(※デンマークでは国による教科書検定はなく、教師は自分で自由に教科書を選ぶこ とができます。)

その「あなた自身の社会」という本の中に素敵な言葉を見つけました。そこには学校の任務が明 確に書かれていました。学校の任務とは何か?それは「生徒に将来を築くという困難な事業へ の楽観的な展望を与えること」と書いてあります。この文章はスウエーデンの文部省が1994年 に学習指導要領の中に明示しているものです。


デンマークの国民学校(10年間の義務教育を行う学校)でコンピューターを学ぶ子どもたち



「楽観的な展望を与えること」という言葉は、学校だけの任務ではなく、私たち親、大人の子 どもへの任務と置きかえることができるのではないでしょうか。

何かにつけて、「それはまだ早い」「それは危ない」「世間はそんなに甘くはない」「人を見ると 泥棒と思え」などなど、私たち大人が子どもたちに掛ける言葉が、子どもたちを委縮させたり 逡巡させたり、もしくは恐怖させたりするものになっていないでしょうか。私自身、「楽観的な 展望」をわが子に与えてきたかと振り返ると、社会の厳しさを強調するあまり、その楽しさ、豊 かさなどを伝えることが弱かったように思います。何かに付けて、危機意識をもつことに心がけ ていたのではないかと思えます。

少子高齢化、膨大な国家財政赤字、福島をはじめとした原発問題、地球温暖化などなど 子どもたちを待ち構えている厳しい現実があります。しかしながら、その状況の中を生き延びな ければならない子どもたちに向かって、君たちなら「きっと出来る」「必ず解決する」という強い気 持ちになれるような「楽観的展望」を私たちは与えなければならないと思います。

そのためにも、私たち大人自身が困難な現状に立ち向かうための「楽観的展望」をもって真剣 で粘り強い取り組みを行う必要があります。子どもたちは、そういう親や大人たちの姿を通して 「楽観的な展望」を抱くことが出来るようになるのではないでしょうか。子どもたちの未来は私た ち大人の生き方にかかっています。子どもたちのために、そしてこれから生れてくる子どもたちのた めに、私たちは明るい未来を信じて、今出来ることから変えていければと思います。



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■■■■■■      講演会 ・ セミナーの紹介    ■■■■■■

★★不登校を考える親の集い 体験談発表「ぼくらが不登校だったとき」★★★★★

●不登校体験のある若者に自らの不登校体験談を語ってもらいます。不登校の原因は何か ?その時何を考えていたか?そして今に至る経緯など、不登校で悩む当事者の皆さんにとっ て、示唆に富んだ体験談発表になることと思います。ご参加をお待ちしています。
★主催:福岡市西区生涯学習推進課
★協力:不登校サポートネット
◎場所:西市民センター
◎日時:3月1日(土)13:30-16:30
◎参加費:無料
◎問合・申込:福岡市西区生涯学習推進課(松尾さん) 092-895-7027

 ※昨年3月の不登校を考える親の集い(体験談を語る)の様子 西市民センターにて

教育文化研究所
〒818-0081福岡県筑紫野市紫2-7-21-801
電話 092-923-9339