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  3. 20130316号 タイトル:“でも”、“だが”、“しかし”?

先月は喉の炎症がなかなか治らず苦労をしましたが、今月に入ってようやく回復しま した。こういうことは初めてでした。その後は外出時のマスクや帰宅してのうがいを徹底しています。用心していたつもりですが、どこか油断していたのかも知れまん。

と言うことで、2月は体を休めて体力回復に努めたために、好きな山登りにも行けず に寂しい思いをしていました。そろそろ、体力も戻ってきたようですので、近くの天拝山にまた登りにいきたいと思っています。山桜も咲き始めることでしょう。これから百花繚乱の季節です。たくさんの花たちが目を楽しませてくれることでしょう。


★3月16日(土)午後3時ごろ撮影 筑紫野市自宅近くの路傍にて撮影

我家の近くの道端に紫色のホトケノザが沢山咲いています。早春から咲き始めて、今も 目を楽しませてくれます。息の長い花ですね。



不登校を考える会(毎月第2水曜日14:00開催・福岡市西市民センター)では、親子関係について考えています。なぜ我が子が不登校のなったのかという原因探しではなく、 不登校になった我が子とどう向き合うか、どうしたらその子らしく元気に暮らしていけるのかを話し合っています。

今月の例会では、参加者のBさんの「娘にどう向き合ったら良いのか分からない?」という悩みについて考えてみました。Bさんの娘さんは不登校気味ながら、なんとか学校を卒業したものの就職も出来ず、悶々とした日々を送っているそうです。娘さんはBさんに「このままずっと就職できなかったらどうしよう。」と不安をもらすそうです。

それを聴いて、Bさんは「そうだね困ったねえ。でも、そういうことって長くは続かないし、大体世の中そんなに思い通りにいかないものよ。」と慰めと元気付けのつもりで言ったところ、娘さんは「もうお母さんには話さない!」「お母さんは分かってない!」などと急に怒り始めたそうです。元気付けのつもりで言った言葉なのに何故怒るのだろう?Bさんはさっぱり分かりません。

私も以前そんなことでムカついていたことを思い出しました。それは、仕事などで思うように事が捗らなかったときのことです。帰宅して妻に「今日は思い通りにならなくって疲れた!」と言うと、妻が「お疲れ様。でも、仕事ってそんなものじゃないの。」という言葉。と、その言葉に反応して、「君に僕の仕事の何が分かるというんだ!」とついムカついてしまう私でした。その後は嫌な雰囲気が夫婦間にしばらく漂ってしまっていました。

その時の私の気持ちは、自分の大変だった気持ちをただ受け止めて欲しかったのです。何 も妻の意見を求めていたわけではなかったのです。何かを教えてもらいたいわけではありません。もともと自分でも「仕事ってそんなもの」とも分かっています。つまり、私の愚痴をただ黙って聴いてほしいだけ、「大変だったね」と分かってほしいだけなのです。

相手は「ただ聴いてほしいだけ」で言っているのに、「でも」、「だが」、「しかし」という形で、一応は相手の気持ちや考えを認めながらも、その後に相手の気持ちとは逆の意見や考えを言ってしまうことがあります。特に、相手が我が子だったりすると、まだ半人前のような気がして、子どもが気付いていない点を、ついつい教え諭すように言ってしまいがちです。

そんな時に、「自分の気持ちを全然わかってくれない!」と悔しい思いが募り、怒ってしまうのでしょうね。このBさんの事例は「ただ聴いてほしい」「ただ受け止めてほしい」という気持ちをどれくらい、聴く側の私たちが意識出来るかということを考える良い機会になりました。

親として何か正しいこと、ヒントになるようなこと言ってやらなければならいという義務感のようなものも、「ただ黙って聴く」ということを邪魔するものかもしれません。長年、身に付いた癖なので一気に変えられるものではありませんが、そういうことを意識して暮らすことで、少しずつですが、気持ちのやり取りの出来る親子関係、夫婦関係へと変わっていくのではないでしょうか。

そのことは“なかよし”=“幸せ”と密接に繋がっていることなのではないでしょうか。毎日が練習だと思います。共に練習しながら、楽しみながら、“なかし”=“幸せ”になり合っていきましょう。

教育文化研究所
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