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  3. 20120905号 タイトル:何か大切なものを忘れているのでは・・・?

早いものです。もう9月になりました。いかがお過ごしでしょうか。猛暑の間は夏バテ防止のために、天拝山登山を自粛していましたが、一昨日から再開しました。蝉の声もツクツクボーシたちに変わり、夏の終わりを告げています。時々、空には秋を思わせる雲が浮かんでいて、季節が変わろうとしているのを感じます。



★8月31日午前6時ごろ 我家から日の出の空を望む 
 山影は左が宝満山 右が大根地山

私のメルマガ「なかよしブログ」に「空と雲と私」というタイトルで、最近の空の様子や私の想いなどを書いてみました。よろしければ訪問下さい。
 →http://nakayoshi.kyoikubunka.com/



忙しく暮らしていると何か大切なものを忘れているような気がします。それが何なのかはなかなか思い出せません。ついそのままにして日々の暮らしに流されていき、やがて忘れられていきます。それは一体何なのでしょう?

忙しく暮らしていると言うのは、何も仕事とか色々な活動とかでスケジュール表が満杯状態な人だけを言うのではありません。家事や子育て、家族の介護で忙しい人もいますし、趣味や娯楽に熱中して忙しい人もいることだと思います。

そういう暮らしというのは、確かに退屈することはありません。楽しいとか、苦しいとか色々な感情にとらわれますので、刺激の多い暮らしということが言えると思います。そんな暮らしの中で、ポカっと“エアーポケット”のように空いた時間に見舞われることがあります。その時に、「いつも忙しいけれど、何か忘れているのでは?」と思うことがあります。

毎日、楽しいことばかりで、それで忙しい人がいます。私もその部類かも知れません。しかし、そんな毎日なのですが、何か大切なものを忘れているように思えるのです。例えば、素敵な人にあった、面白い本を読んだ、興味のある講演を聴いた、良かった!楽しかった!参考になった!などなど、その時は思います。でも、幾日かが経過する中で、その記憶や印象が薄れていき、やがてはそういうこともあったかなあ?という程度まで影が薄くなってしまうのです。

言ってみれば、表面的な楽しさや面白さに目を奪われてしまい、一つひとつを噛みしめて、味わおうとしていないように思えるのです。まるで、何か先を急いでいるような、次から次へと獲物を探しているような、そういう自分の姿に気付きます。

そこで、意識して、ちょっと立ち止まり、色々なことを振り返り、反芻する時間を取ろうと思っています。例えば、日記を書いたり、メルマガ、ブログ、エッセイを書いたり、或る時はぼんやりと空を見上げたり、ブラブラと当て所なく散歩したり、またある時は一冊の本とじっくり向き合ったり・・・・。

先を急ごうとする私にとって、これらのことは一見すると無駄なこと、手間なことのように思えることが度々あります。しかし、よくよく考えると、これこそ人生をより味わい深くできるか否か、人生を本当に楽しめるか否か決める大切なものなのではないかと思えるのです。

特に人の気持ちを受けていくこと、その人の気持ちに寄り添っていくことは、忙しくしていては難しいです。人と人が心が通い合い、そのことで幸せを感じる、そんな世界に住むために私たちは生まれてきたのではないでしょうか。その世界は、無駄なことや面倒臭いことの中から見えてくるように思えてなりません。

「忙しいことが良い」という観念から解放されて、ゆっくりと落ち着いて、考え、話し合い、助け合うこと、そんな中で、互いに理解を深め、仲良くなり、本当に住み良い社会が実現するように思えてなりません。



【追記】

9月に入り、日本の政治がキナ臭くなってきました。選挙近しということで政党間、派閥間の駆け引きも激しくなっているようです。政治は私たちの暮らしに直結するテーマです。消費税は、国民の声を聴くことなく、民主党、自民党、公明党が国会外(非公開)の場で交渉し、十分な国会審議を得ることなく引き上げが決まりました。このことは真の政治を知らない人たち(素人イ)が政治をしていることを表していて、とても危険なことだと思います。

そのようなことを踏まえて、これからどのような政治にしていくかは、私たち国民・有権者に掛っています。来るべく選挙は、みんなが良くなるために、どのような政策が必要なのかを考える良い考えるタイミングです。このことを考えることで、自分はどう生きるのか=自分の生きる姿勢が明らかになっていくようにも思えます。

テレビなどを見ていると、政治をバラエティー化してしまって、人やグループの動きを「競馬場の予想屋」のごとく取り扱っていますが、私たちは、もっと冷静に落ち着いて、それぞれの政党や政治家がやってきたことや、これからやろうとすること(政策)をよく精査して、これからの日本をどうするかを考える必要があるように思います。そのためにも、もっともっと話し合い、熟考していきましょう。誰もが住み良い日本にしていくために!

教育文化研究所
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